mimiumのインストール方法 #
実行環境 #
mimiumは現在以下の環境で利用可能です。
- macOS(x86/arm64)
- Linux(ALSAを利用します)
- Windows 11 (WSLではMIDIプラグインが動作しません)
Visual Studio Code拡張ではじめる #
mimiumのインストールは、無料のテキストエディタ/IDEであるVisual Studio Codeの拡張機能を使うのが簡単でおすすめです。
- Visual Studio Code を公式Webサイトからインストールする。
- Visual Studio Codeを起動したら、拡張機能メニューを開く。 (Cmd+Shift+X).
- 検索欄から"mimium"と検索し、出てきた拡張をインストールする。
- `hello.mmm’という名前でファイルを作成し、以下のコードを貼り付けて保存し、再度開く。
- 最新版のmimiumバイナリをダウンロード、インストールするか聞くダイアログが現れるのでインストールする1。
- Cmd+Shift+P でコマンドパレットを開き、“mimium"で検索する。 “Run currently opening file” を選択すると、ターミナルが新たに立ち上がり、現在開いているファイルを実行します。
- ターミナルでEnterかCtrl+Cを押すこと音を止めることができます。
// hello.mmm
fn dsp(){
let output = sin(now*440*2*3.141595/samplerate)
(output,output)
}
手動でのインストール方法 #
GitHub Releaseより最新版のバイナリをダウンロードできます。mimium-cli
を適当な場所(macOS/Linuxであれば~/.mimium
)にコピーしてください。
インストールディレクトリ #
VSCode拡張でインストールされるmimiumのコマンドラインツールおよびライブラリ、サンプルファイルはユーザーのホームディレクトリ(Windowsであれば%HOME%、macやLinuxでは~
)以下の.mimium
ディレクトリです。includeで外部ファイルを読み込む際は、まず~/.mimium/lib
を探すので、ライブラリがこの場所にインストールされているようにしてください。
ターミナルから実行 #
コマンドラインからmimium-cli
を実行することでもmimiumを利用できます。利用するためには、~/.mimium
へパスが通っている必要があります。
macOSなら、~/.zshrc
というファイルを開いて、以下の行を追記して保存ください。
export PATH="$PATH:$HOME/.mimium"
保存したら一度ターミナルを起動しなおしましょう。
正しく設定されていれば以下のコマンドからヘルプが参照できます。
mimium-cli --help
現在の実行ディレクトリにhello.mmm
というファイルを作成し、上のコードをコピーして保存してください。
そして、ターミナルから以下のコマンドを実行してみましょう(スピーカーの音量に注意してください)。440Hzのサイン波が聞こえてくるはずです。
mimium-cli hello.mmm
Making Soundのページからより詳しい文法の解説に進みましょう。
VSCode拡張では、macOSはApple Sillicon用のバイナリを自動でインストールしようとします。Intel CPUのMacを使用している場合は手動でのインストールが必要です。 ↩︎